この度は『迷ったら 楽しい方を えらぶのが いいと思う』にお越し下さり誠にありがとうございます。 KIKU / 菊と申します。

2017年5月から、徒然な日常を拙い文章ながら綴っております。更新は不定期です。

もし記事について感じたこと・その他何か気付いたことがございましたら、コメントやスター等で交流いただけましたら有難く存じます。

ご清覧ありがとうございました。


郵便物の料金改定

いよいよ6月1日から第二種郵便物および定形外郵便物の料金が改定・・・つまり値上げいたしますね。

なお、年賀葉書の料金だけは52円に据え置き(ただし、12月15日から翌年1月7日の間に差し出されたものに限る)とのことです。

ちなみに、ゆうメールの運賃も改定になります。皆様もご利用の際はくれぐれもお気を付け下さいね。

 

個人的には、電話やメール等が普及している今日、お手紙でのやり取りは時間的・経済的に贅沢なものという感が否めません。

筆不精なKIKUのお手紙離れはますます進みそうです。

 

ところで皆様は年賀状の文化を疑問に思ったことはありませんか?

 

実は、日本では平安時代から明治時代にかけて、お世話になった方々へ直接年始の挨拶に回る習慣がありました。それが書状に簡略化されたのが年賀状の始まりです。

平安時代には、主に上流階級などの詩歌を嗜む人々の間で、年賀の挨拶として歌を読んで書状でやり取りを行っていたようです。 漢文学の大家であった藤原明衡(987-1066)が著した、209通からなる手紙の文例集『明衡往来(雲州消息)』には、以下のような当時の年賀の挨拶状の例文もあります。恐らくこちらが現存する日本最古の年賀状ではないかとされております。

 

右改年之後

富貴萬福 幸甚幸甚

抑陽春已報

可樂是時也

詩酒之會 遊覧之興 聊欲付驥尾

殊有允容所望可足

毎事在面拝 謹言

右、改年ののち、富貴万福、幸甚(こうじん)幸甚。

そもそも陽春すでに報ぜ、楽しむべきはこの時なり。

詩酒の会、遊覧の興、いささか驥尾(きび)に付せんと欲す。

ことさらに允容あらば、所望たるべし

毎事面拝あり 謹言

年が明け、富貴万福が訪れるようです、実におめでたいことでございます。

陽春(陰暦正月)をすでに告げ、楽しむべきは今この時でございます。

詩酒の会や遊覧の宴をあなた様に習って催したく存じます。

特別にお許し頂けましたらご要望を満たせるように取り計らうつもりです。

またのご面拝をお願い申し上げます。 謹言

(※書き下し文および現代語訳は素人のKIKUが感覚的に訳したものなので恐れ入りますが決して正確ではありません。どうかあくまで参考程度にご覧いただけたら幸いです。そして、間違いがありましたら、是非ご指摘頂きたく存じます。)

 

江戸時代に入ると飛脚の活躍により、諸大名は三が日の間に年賀の挨拶状を将軍に届けるようになり、ここから徐々に武士や商人へと浸透していったそうです。

そして明治時代、郵便制度が整い、明治6年12月に日本で初めての郵便はがきが発行されました。そしてこれを機に、大衆の間で年賀状が急速に広まったとされております。

ただしこの頃は、新年の挨拶ということで、正月を迎えてから年賀状を書いておりました。しかし、年賀状の広まりとともに元旦の消印を狙って年末に投函する人々が増加し、郵便局員たちは不眠不休で消印作業にあたるようになったそうです。

そこで、明治32年年賀郵便特別取扱が始まり、年賀状を年内の一定期間に出せば1月1日の消印で配達する現在の制度が導入されることになりました。

 

    • 第一種郵便物

      封書および郵便書簡(ミニレター)。つまり定形郵便物・定形外郵便物・郵便書簡を指します。

       

      • 定形郵便物

        重量:50g以内
        最小:140mm×90mm
        最大:235mm×10mm×120mm

       

      • 定形外郵便

        重量:1kg以内
        最小:140mm×90mm
        最大:340mm×250mm×30mm
        ※郵便物の規格は改定後を記載しました。

       

      • 郵便書簡[ミニレター]

        封緘葉書。つまり封筒兼用の便箋を指します。
        重さが25g以下であれば、写真・チケット・メモ等の薄いものも同封することができます。

 

    • 第二種郵便物

      郵便葉書。つまり通常葉書や往復葉書を指します。